旧暦初午の日である2021年3月23日(火)、社会福祉法人彩認可保育園大地の恵みのなーさりぃ(栃木県鹿沼市)にて開かれたお給食会にて、「江戸時代のしもつかれ」が振舞われ、この度当社は、本イベント限定で製品開発および最終製品製造加工を担当いたしました。

江戸時代のしもつかれ
江戸時代のしもつかれ

江戸時代のしもつかれは、鬼おろしでおろした大根と水煮した大豆をお酢で浸してつくるシンプルな調理法でつくられた栃木県の郷土料理です。江戸時代末期に発行された随書『嬉遊笑覧』によると、およそ300年前の江戸末期から100年前の大正時代にかけ日光地方において、鬼おろしでおろした大根おろしに水煮した大豆を加えお酢で浸し、お醤油をかけて食べると美味しい等、当時の様子が紹介されており、今回この「江戸時代のしもつかれ」は現代の調理法を採用し再現しています。

本品は、大豆と大根は栃木県産を使用し、製造過程においても栃木県にこだわり企画・開発、製造しています。本企画の総括としてとちぎ食育向上委員会の堀彰一郎氏、しもつかれ特別監修に栃木県生活改善専門指導員の高橋久美子氏、大豆原料調達は株式会社勅使川原精麦所(栃木県佐野市)、大根原料調達および大豆の水煮加工は株式会社Cooking&Glow(栃木県宇都宮市)、大根原料調達および栄養アドバイザーとして株式会社日本栄養給食協会(栃木県宇都宮市)、そして最終製品製造は当社と、栃木県で活躍される2人の専門家と栃木県内企業4社による組織を構成し、約1年をかけて「江戸時代のしもつかれ」を再現いたしました。

今回、大地の恵みのなーさりぃお給食会で振舞われた「江戸時代のしもつかれ」は、大豆は栃木県佐野市産「さとのほほえみ」を使用し、大根は宇都宮産「都だいこん」を使用しました。ふっくらと水煮加工した大豆に新鮮なまま鬼おろしにした大根を混ぜ合わせ、お酢を中心とした特製調味料にて味付けをし、素朴で味わい深い「江戸時代のしもつかれ」に仕上げることができました。

大豆には良質な植物性タンパク質、機能性成分が豊富にふくまれ、さらに水煮により柔らかく加工することで消化吸収も良くなります。食感よく鬼おろしにした大根の美味しさ、それらの材料をまとめるお酢には疲労回復や高血圧の予防なども期待でき、大人も子供もどなたでも美味しく召し上がれるヘルシーで栄養豊富なしもつかれを目指し、試行錯誤の末レシピ開発いたしました。
今後もこの「江戸時代のしもつかれ」を通して、栃木県の郷土料理文化を大切にする活動を実施してまいります。

鹿沼市認可保育園大地の恵みのなーさりぃ(栃木県鹿沼市)にて開かれたお給食会
「江戸時代のしもつかれ」を含め栄養バランスを考え調理された健康的な大地の恵みのなーさりぃのお給食
旧暦初午の日に「江戸時代のしもつかれ」を再現