取材日:2020年3月19日(木)

茨城県行方市 :塙真人さん

春を感じる3月下旬に、茨城県行方市の「かぶ」と「大根」を育てる生産者の皆さんの畑に伺いました。これまでネギを生産されてきた若手農業者の塙さんが、今回初めて「かぶ」と「大根」の生産にも参入され、先輩の皆さんに教わりながら4月の出荷開始に向けて最後の調整を行っていました。

広報室:塙さんはこれまでネギをつくってこられたとのことですが、今回「かぶ」と「大根」をつくられてみていかがですか?

塙さん:「かぶ」も「大根」も全くの初めてですが、大ベテランの先輩方に日々教えていただきながら順調に育てることができました。

広報室:こちらの「かぶ」の品種、アキモへの出荷開始時期を教えてください。

塙さん:これは「ゆきわらし」という品種のかぶです。4月中旬からアキモへ出荷予定です。「ゆきわらし」は太めのしっかりとした茎が特徴であることから、光合成により葉から取り込まれる栄養、そして水分を、実である根にしっかりと届けるため、甘くてみずみずしい「かぶ」になると聞きました。このまま順調に育ってくれれば良いなと思います。収穫がとても楽しみです。

左:アキモのかぶ「ゆきわらし」 右:市販のかぶ 「ゆきわらし」は、つやがあり、甘くてやわらかく、なめらかな口当たりが特徴。野菜そのものの味を直接楽しめる浅漬けにぴったりの品種。

広報室:だいこんも育てていらっしゃるのですよね?

塙さん:はい。大根も育てています。大根はビニールハウスで育てています。この大根は12月中旬に種まきをしたものです。

広報室:先輩生産者の皆さんからは普段どのようなアドバイスをいただいているのでしょうか?

塙さん:先輩方の畑に伺い教えていただいたり、先輩に私の畑に来ていただき作物の状態を見て指導を受けたりしながら日々奮闘しています。被覆資材のかけ方から水やりのタイミングなど様々なことを手取り足取り教えていただいています。「かぶ」も「大根」も初めて作るので、このようにじっくりと教えていただける機会があることは本当にありがたいです。

先輩の野原さん(写真左)から、大根の水やりタイミングについて教わる塙さん(写真右)
かぶ「ゆきわらし」栽培の大先輩吉田さんの畑にて

広報室:4月中旬頃に塙さんが育てられた「かぶ」と「大根」の商品が食べられるのを楽しみにしています。今後もどうぞよろしくお願いします。

茨城県行方市のかぶ、大根生産者の皆さん 左:塙真人さん、中央:吉田安さん(かぶ生産者)、右:野原浩さん(大根生産者)